コロナ禍中でも前を向く。

一時は収まりをみせたものの最近さらに拡大を増す新型コロナウイルスの影響で、今また学校の休校や部活動の試合や大会が中止になり、“ステイホーム”生活でスポーツができない子供達は本当につらい思いをしています。

CreEightスクールも緊急事態宣言により、一旦休校とさせていただいていますが、生徒たちからも試合や大会中止になり、さらには部活動自体がなくなったという話を聞きました。

“外出自粛”や“ステイホーム”が続く中、バスケットだけでなく外で遊ぶ機会がなくなってきて、子供達の体力やバスケットに対するモチベーションの低下が懸念されています。

そうすると、自宅で過ごす時間が多くなり“おうち時間”をいかに有効に使うかが大事になってきますが、試合や大会が無くなり何を目標にしていいかわからない中で、モチベーションを維持し続けるかが本当に難しいことだと思います。

今回は、自分の現役生活で学んだことも交えてモチベーションについてお話ししようかなと思います。

バスケットの事を常に考える。

まず一番大切なことは、常にバスケットのことを考え、情熱を絶やさないことです。バスケットが満足にできない中でもこれが前提になければ何も始まりませんし、何も身につきません。

この状況下の中でモチベーションを維持するのは決して簡単なことではないですが、この記事を読んで少しでもモチベーションに対してのきっかけができれば幸いです。

観る、聴く、行動する。

生活の中に『バスケットを観る』というのを習慣付ける。

自分の試合やNBAやBリーグ、スキルやワークアウトの動画など何でも構いません。1日1回少しでもいいのでバスケット観ることでバスケットへの意欲を維持し続けることができます。

また自分のプレーと他人のプレーを比較し、自分にとって今必要なものは何かを知り行動に移しやすくすることができます。

私が現役時代に出会った選手の多くは、必ずと言っていいほど日々の生活の中に試合を観る時間を作っていました。

次に『バスケットのことを話す』ことです。

家族や友達、コーチなど身近な人と自分のプレーやプロのプレー、相談や悩み事でも何でもいいのでバスケットについてのことを話すことが大切です。

誰かの話を聴くことでその中からアドバイスやヒントが得られ、自分がすべきことが見えてきて、行動に移しやすくなると思います。

そして最後に『行動に移す』ことです。

これはステイホームではなかなか難しいことだと思いますが、家で出来るワークアウトやトレーニング、ハンドリングなどはネットで動画を検索すればたくさん出てきます。

好きな音楽を聴きながらやバスケットの動画を観ながらワークアウトするのも効果的です。

この3つを毎日何回、何分と『自分で目標を設定し習慣付けて行う』こと。

『観る、聴く』『目標設定』『行動』

『目標クリア』といったような習慣をつくりましょう。

そうやってバスケットができない中でも、日々バスケットに触れてバスケットへの情熱を絶やさないように心がけましょう。

新型コロナウイルスの影響で、目標にしていた試合や大会がなくなったとしても、自分で設定した目標がなくなるわけではありません。

小さな目標だったとしても、たとえそれが達成できなかったとしても、それに対して向き合った日々の習慣や努力といったプロセスが今後の自分にとって大きな財産になると私は思います。

この状況がいつ終わるかわからない中でも、いつかまた楽しく仲間達と大好きなバスケットができると信じて、この困難を乗り越えていきましょう。

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